ニキビってできない人はどんな食生活や生活習慣でもできないのに、できやすい人はどんなに気を付けてもポツポツと憎っくきニキビができちゃいますよね。
あれってすごく理不尽だと思いません?
どんなに気を付けても次々出てくるニキビを見ていると「遺伝とか体質なんだろうなぁ」て落胆しちゃいます。
実際ニキビって遺伝が関係しているのか、遺伝だったら体質を治す事は可能なのか、その辺の疑問を調べていきましょう。
ニキビは遺伝するの?
人間のコンプレックスになりやすい症状って結構遺伝から来ている率が高いです。薄毛とか典型的な遺伝ですよね。
生んでくれた親には誰もが感謝をすべきですが、譲り受けたくない遺伝もあったりするのが運命(泣)
実際のところニキビも遺伝なのでしょうか?
皮脂腺の量が遺伝する。そしてニキビの原因になる
ニキビが遺伝に左右されるのかという問題ですが、答えとしては皮脂腺の量が遺伝するので、間接的にニキビも遺伝しているといえます。
もちろん皮脂腺の量だけでニキビができると決定する訳ではありませんが、やはり出来やすい出来にくいは遺伝が関係してきます。
皮脂腺とニキビの関係
皮脂腺が多いといわれても「なにそれ?」と思う方もいるでしょうが、簡単にいうと皮脂の分泌が多く、顔がテカったりベタつきやすい肌の人を指します。
皮脂は肌や髪を乾燥から守る働きがあり、一概に悪者というわけではないのですが、過剰分泌は毛穴を詰まらせてニキビの原因になってしまいます。
Tゾーンというワードを聞いたことがある人は多いと思いますが、おでこから鼻、あごにかけてのゾーンは皮脂の分泌が多いエリアです。
そこがよくテカってベタベタになる人は皮脂の分泌が多く、ニキビができやすい人といえます。
皮脂を抑える方法
テカりやベタつきやすい人は皮脂の分泌を適度に抑え、肌を健康なバランスに保つようにしましょう。
具体的な皮脂対策を紹介します。
保湿
肌を保湿する方法は化粧水や乳液の使用です。
肌がベットリして逆効果になりそうな気もしますが、皮脂の過剰分泌は肌の乾燥も原因です。
肌表面が乾燥すると、体が潤いを与えようと皮脂を分泌します。
つまり肌が常に潤っていれば皮脂は抑えられるという仕組みです。
洗顔後は皮脂を洗い流して肌が乾燥しやすい状態なので、皮脂が出てくる前に化粧水や乳液で保湿してあげましょう。
栄養と睡眠
皮脂は文字通り油なので、脂っこい食べ物を日頃から食べていると分泌も多くなります。
肉や揚げ物の食べ過ぎには注意です。
皮脂の分泌はホルモンバランスも影響しているので、規則正しい生活は必須です。
しっかりとした睡眠や適度な運動も欠かせません。
これらは家庭環境にも依存するので、後半は家庭レベルで気を付けるポイントを書いていきます。
各家庭による食事や生活習慣の影響
体質的な遺伝としては皮脂腺の量がニキビのできやすさに影響がでると書いてきましたが、もちろんそれだけがニキビ体質を決める決定的な要因にはなりません。
他にも各家庭による食生活や生活習慣が影響している場合があります。
遺伝ではありませんが、家庭によって肌質、体質が左右されるという意味でも遺伝に近いものです。
先述した「皮脂を抑える方法」と逆の事は避けたいポイントです
食事メニュー
これはかなり重要視すべきポイントで、各家庭で食事の栄養バランスは大きく変わってきます。
例えば家族がみんな肥満気味な家庭って1回の食事の量が多かったり、いかにも太りそうな献立が多かったりしますよね。
家族全員で同じ食事メニューを食べていると、やはり体系や体質は似通ってきます。
ニキビも同じで、油っこいメニューが多かったり、野菜が少ない献立が続くと肌質はニキビができやすい環境へ傾いてしまいます。
人のせいにしない
ここまで読んで話を鵜呑みにし、毎日ご飯を作る人を責めるのは間違っています。
食べるか食べないかを選択するのは自分であり、無理に油分の多いものを食べ続ける必要はないのです。
中学生、高校生の方はお母さんやお父さんに食事メニューに野菜を増やすように提案してみたりもできますよね。
お菓子やジュースで糖分を摂りすぎている可能性もあるので、心当たりがある人は食事だけじゃなく、そういった甘いものも控えるようにして下さい。
生活、運動習慣
これも直接遺伝とは関係ありませんが、家庭レベルの生活習慣や運動の有無もニキビに関係してきます。
たとえば夜更かしをしがちだったり、運動不足になりがちな環境もニキビのできやすさに影響が出てきます。
この記事を読んでいる方が、子供がニキビに悩んでいるお父さんお母さんと仮定し、もしお子さんが夜更かし気味だったら早く寝るように声を掛けてあげたり、運動が嫌いな子だったら家族で定期的に体を動かす機会を設けるとかも良さそうですね。
まとめ
ニキビになりやすい体質の人は遺伝が関係しているのかという内容で書き進めてきました。
- 皮脂量は遺伝する。過剰に分泌するとニキビの原因
- 食事などの家庭環境が影響している可能性もある。
- 遺伝には逆らえないが、実践できるニキビ対策はある
遺伝はもう諦めましょう。
特にニキビが出来やすい思春期は皮脂の分泌とホルモンバランスの影響でニキビが多発しやすいので、食事と生活習慣も重要視が必要になります。
そこに皮脂を抑える化粧品を使うなどして対策していきましょう。
深刻なニキビの悩みを抱えている人は、手っ取り早く皮膚科に行くのが一番です。
遺伝の運命に抗い、憎っくきニキビを治していきましょう!