夏のレジャーの定番である海ですが、心なしか日焼けしやすい気がしませんか?
「塩水が関係しているのかなぁ」と疑問に思った事がある人も多いと思うので、実際その辺どうなのかを解説します。
はてな
- 海では日焼けがしやすくなるのか。
- 海水と日焼けに関係があるのか。
上記のポイントにフォーカスを当てて掘り下げて行きます。
日焼けしたくない人はしっかりと紫外線対策が必要になるので、海やプールではいつも以上に気を使いましょう。
海では日焼けしやすくなるの?
本題である「海では日焼けしやすくなるのか」という疑問。
答え:Yes
海にいると普段の日常生活に比べて日焼けしやすくなります。特に水に浸かって遊んでいると更に紫外線を強く受ける事になります。
同じく屋外プールも海ほどではありなせんが日焼けしやすくなります。
日焼けして小麦色の肌にしたい人にとっては「楽しく、日焼けもできる」最高の環境ですね。
逆に日焼けしたくない人は海やプールに適した日焼け対策をする必要があります。
焼けやすくなる理由
実際に海やプールで1日遊んだ後の日焼け具合に驚いた事がある方も多いと思いますが、なぜ海やプールは日焼けしやすいのか。
日焼けしやすくなる理由を解説します。
水面の照り返し
まずは水面の照り返し。
水辺にいると太陽から降り注ぐ紫外線は上からだけではなく、水面に跳ね返って下からも受ける形になります。
これは冬のスキー場なんかでも同じように「雪焼け」がありますね。雪焼けも雪に反射した光で日焼けする事をいいます。
特に海やプールは夏の紫外線が最高潮の時に行くので、上からと下からで紫外線のサンドウィッチになっている状態です。
海水と潮風
人間の皮膚は海水に触れているとウロカニン酸という物質を出してしまうと言われている。
そしてこのウロカニン酸というのが紫外線を吸収しやすくし、日焼けを助長させる事になってしまうというわけです。
海では海水だけではなく、潮風も吹いているので直接海に入らない人でもしっかりと日焼け止めをしないと日焼けしやすくなります。
海水がそうさせるので、プールでは基本的にこのウロカニン酸に関しては気にしなくても良さそうです。
この点から、海とプールでは海の方が日焼けしやすいと言えます。
遮蔽物が少ない
海ではビーチパラソルを立てて休憩しながら遊ぶと思いますが、基本的に海に浸かっている間は日差しを遮る物がないので、直に紫外線を浴びる事になります。
日常生活では外を歩いていても木陰だったりで定期的に紫外線を遮ることができますが、海では遮蔽物の少なさも日焼けしやすいポイントになります。
肌の露出・日焼け止めが落ちやすい
根本的な事ですが、泳ぐときは水着になると思うので必然的に肌の露出が多くなります。
それも日焼けしやすくなったように感じるポイントと言えると思います。
ポイント
更に水で日焼け止めが流れ落ちやすいので、海やプール、たくさん汗をかくスポーツをする時はウォータープルーフ日焼け止めを使う事も有効です。
まとめ:海は日焼けリスク高!
海は海面の照り返しや塩水で肌がウロカニン酸を出すという日焼けしやすい環境が整ってしまいます。
もちろん日焼けをしたいという人もいると思うので、そんな人はサンオイルを使ってじっくり焼きましょう。
逆に焼きたくない人は先述したウォータープルーフ日焼け止めを使って肌を守りながら遊びましょう。
ちなみにウォータープルーフ日焼け止めもこまめに塗りなおす事が重要です。
今年は注意不足で焼けてしまったという人も来年以降の夏は日焼けにも注意しながら海で遊びましょう。