
秋だと思っていたら、いつの間にか冬本番を迎えているものですが、気になる乾燥はいつから始まっているのかを解説していきます。
美容の大敵でもある冬の乾燥の始まりを知れば、同時に加湿器をいつから使うかなどといったタイミングを知るキッカケにもなりますので是非参考にしてみてください。
冬の乾燥はいつから始まる?
一般的に冬といえば11月〜3月までをイメージする人が多いと思いますが、近年の日本はなんとなく四季の境界線が曖昧になってきている気がしますね。
乾燥が気になる人も天気予報などで積極的に湿度をチェックし始めるのがだいたい11月とかその辺だと思うのですが、実際のところそれだと遅いかも知れません。
目安としては10月から
乾燥が始まる時期は具体的に「何月〜」というのは難しく、気温の変化と共に湿度も移り変わっていきます。目安としては湿度が下がり出す10月頃からが冬の乾燥が始まる時期と考えても大丈夫です。
天候や地域によって湿度の低下する時期には差がありますが、健康的な生活を送る為には60%程度の湿度をキープするのが理想的と言われています。
なぜ乾燥が始まる季節の目安で10月を挙げているのかというと、気温と湿度の関係性が空気中に含む事ができる水分量に違いが関係しています。
気温と湿度の関係
気温が下がる冬はなぜ湿度も比例して下がるのか。その理由は空気中に含むことができる水分量が関係しています。
絶対湿度と相対湿度
一言に湿度と言っても、絶対湿度と早退湿度というものがあり、我々が普段気にしている数値は相対湿度の事です。
- 絶対湿度・・・1Kgの空気に含まれる水分量
- 相対湿度・・・対象の空気が含むことができる水分量上限に対する割合
空気は温度の高さで相対湿度が変わります。
気温が高ければ含める水分量も多く、気温が低ければ含める水分量は少なくなります。
ポイント
気温が高い夏は空気中に含める水分量が高いから湿度が高く、気温が低い冬は空気中に含める水分量が少ないので空気が乾燥する。
このような理屈になっています。